LP(ランディングページ)もHP(ホームページ)も、Webページには変わりありませんが具体的な違いはなんなのでしょうか?
LPとホームページの違いがよく分からない…という質問が非常に多いので今回まとめてみました。
LPとホームページの違いとしては主に、以下が挙げられます。
LPはユーザーにアクションさせることが目的に対して、ホームページは情報を提供することが目的です。
例えばある商品LPであれば、商品への購入のアクションや、資料請求へのアクションを起こさせることがLPの目的です。
対して企業のホームページを作る場合は、企業の紹介や、企業ブランディングを紹介することが目的になります。
またホームページがあるだけで、会社の信頼性がかなりアップします。
商品などのLPしかない会社の場合「どのような企業なのだろう?」と不安を感じるユーザーも少なくありません。
ユーザーに安心感を持ってもらうためには、ホームページは重要な役割だと言えるでしょう。
LPは1つのサービスに対して、基本的に1ページで制作します。
商品に特化したページなので、複数紹介したい商品があればページ毎に作成するのが良いでしょう。
そうすることで、違ったアクションを起こすことや、ターゲットを明確にすることができます。
ホームページの場合は複数ページで制作します。
以下が、弊社でよくあるコーポレートサイトの構成です。
作成するページが多いだけでなく、構成が複雑になることが多いのでLPよりも制作期間も長くなります。
LPとホームページは、費用面でも大きく違います。
LP制作の場合全国的な費用の相場は10万円以下〜60万以上と非常に幅があります。
本格的な成果を上げたい場合は、30万〜60万円という価格帯がひとつの目安になります。
広島県内でも、マーケティング設計を含む戦略的な本格的LPは30万〜が相場になります。
エントリー向けやテンプレートを利用することで、比較的安く(5万円〜)制作することも可能な会社もあるので、一度問い合わせてみると良いでしょう。
個人や、小規模向けのホームページでは全国的に15〜30万円くらいが相場になります。
広島県内でも、同じく15〜30万円くらいが相場になります。
中規模なサイトであれば、30〜100万円、ECサイト付きなどの大規模なサイトであれば100万円〜とサイトの規模で大きく相場が変わります。
できるだけ費用を抑えたい場合は、テンプレートで制作している会社や個人事業主にお願いするのが良いでしょう。
広島県呉市のホームページ制作|Lebenでは個人事業主のため、小規模サイトであれば10万円前後、中規模サイトであれば20万円前後で制作をしております。
詳しくは本サイトの「サービスページ」をご覧ください。
LPとホームページにはそれぞれ、メリットとデメリットがあります。
Web広告やSNS広告と併用することが多いので、申し込みや購入などの具体的な成果(アクション)を狙いやすいことが最大のメリットです。
また1ページで完結できるので、制作期間や手間、初期費用が比較的少ないのも魅力です。
ただしリスティング広告やSNS広告などの有料広告運用がセットになりますので、継続して効果を挙げたい場合は手数料も発生します。
LPはリスティング広告などの受け皿として作成することが基本です。
さらにLPはページが1ページで制作することが基本なため、SEOの内部・外部の対策がしにくく検索の上位を狙うのは厳しいです。
サービスが複数ある場合は、サービスごとにページが必要になるので管理や制作の手間と費用が大きくなるのもデメリットと言えるでしょう。
ホームページの大きなメリットとして、SEO対策をすることで検索で上位表示することができます。
検索で上位に上がれば、有料広告を出さなくとも問い合わせを増やすことや、知名度をアップさせることもできます。
またホームページがあることによって、どのような会社なのか?どのようなサービスがあるのか?ユーザーが具体的に確認することができるので、会社の信頼度もアップさせることができます。
ホームページのデメリットは、作ってすぐに成果が出にくい点です。
ホームページは作ったら終わりではなく、作ってからがスタートです。
SEO対策は数ヶ月から、長くて1年以上かかるケースもあります。
目的や検索キーワードによって競合が多くなる場合は、SEO対策の詳しいノウハウが必要です。
そういった場合は、プロのSEOマーケターにお願いする必要があります。
またLPに比べてページが多く構成が複雑な分、ホームページを作る費用自体が高いのもデメリットと言えるでしょう。
LPとホームページはWEBページという点では同じですが、それぞれ目的が全く違います。
そしてすぐに成果は出ませんので、定期的な更新やメンテナンスが非常に大切です。
どちらも達成したい目的が違うので、メリットデメリットだけに囚われず、目的に合ったページを作りましょう。